収益アトリビューション:AI からの訪問をリード・成約・収益まで追跡する
収益アトリビューションでは、AI エンジンごとのリード・商談・収益がわかります。接続の順序(先にサイトスクリプト、次に収益ソース)、各接続カードの設定、信頼度の区分、AI 経由と AI 内での購入の違い、再計算、データ品質チェックを説明します。
このページでできること
サイドバーの「収益アトリビューション」は、AI の回答からサイトに来た訪問をリード・商談・成約・収益まで追跡し、各 AI エンジンがどれだけの収益をもたらしたかを示します。すべてのアカウントで利用できます。
タブ:「概要」「ファネル」「AI エンジン」「市場」「トピック」「ランディングページ」「アトリビューション」「増分実験」「接続」。最初は「接続」から始めます。
接続の順序:先にサイトスクリプト、次に収益ソース
Stripe・HubSpot・Shopify などは誰が支払ったかは分かっても、その人が AI から来たかは分かりません。サイトスクリプトが AI から来た訪問者を記録し、登録やフォーム入力時にメールを取得します。両者をメールで照合して初めて、収益を AI エンジンに結び付けられます。スクリプトなしで収益ソースだけを接続すると、収益は入りますがどの AI にも結び付きません。
「接続」上部の「初期設定ガイド」に 5 つのステップが並び、それぞれに「開く」ボタンがあります。
- 1
サイトスクリプト
「サイトスニペット」カードの「設置ガイド」に沿ってスクリプトを設置します(AI トラフィック →「データ接続」と同じ方法です)。同じカードで「フォームのメールを自動取得」をオンにします(初期値はオフ)。
- 2
CRM
HubSpot または Salesforce を接続するか、「Webhook / API」でリードと成約を送ります。EC サイトは Stripe・Shopify・WooCommerce を接続できます。
- 3
ステージ対応
HubSpot を接続した場合のみ。各取引ステージが進行中・受注・失注のどれか、ライフサイクルステージがファネルのどこに当たるかを確認します。
- 4
期間と通貨
「アトリビューション設定」で「アトリビューション期間」と「通貨」を設定します。
- 5
検証
AI 由来の連絡先が 1 件以上あり、アトリビューションが実行済みであること。完了すると「エンドツーエンドで確認済み」と表示されます。
スクリプト未設置のまま収益ソースを接続しようとすると、先に理由を説明するダイアログが出ます。「スクリプトを設置する」または「設置済みなので続ける」を選びます。

収益アトリビューション → 接続
各接続カード
各カードの説明の下に「詳しい手順」(クリック手順の全体)と「AI アシスタントに案内してもらう」(AI アシスタントが順番に案内)があります。
| カード | 接続方法 |
|---|---|
| Google アナリティクス | 「AI トラフィックページで接続」を押し、AI トラフィック →「データ接続」で「Google Analytics を連携」からプロパティを選びます。連携できるのはプロジェクトのオーナーのみです。 |
| サイトスニペット | 「設置ガイド」でスクリプトを設置します。「フォームのメールを自動取得」をオンにすると、フォーム送信時のメールが訪問者と紐付きます。 |
| HubSpot | 「HubSpot を接続」で 3 ステップのドロワーが開きます。① HubSpot でサービスキーを作成し、ドロワーに表示される 6 つの読み取り専用スコープを選んで、pat- で始まるキーをコピーし、「アクセストークン」に貼り付けて「確認して接続」。② 「ステージ対応」→「保存して同期開始」。③ 完了。初回は 12 か月分を取り込み、その後 30 分ごとに同期します。カードには「今すぐ同期」「ステージ対応」「切断」があります。 |
| Salesforce | Salesforce で接続アプリケーションを作成し、「コンシューマ鍵」と「コンシューマの秘密」を貼り付けて「Salesforce を認証」を押します。Sandbox は「Sandbox に接続(test.salesforce.com)」にチェックします。初回 12 か月分、その後 30 分ごとに同期します。 |
| Stripe | 「Webhook エンドポイントを生成」を押し、Stripe でその URL のエンドポイントを追加します。イベントは checkout.session.completed、invoice.paid、charge.succeeded を選び、エンドポイントの署名シークレット(whsec_…)を貼り付けて「シークレットを保存」。テストモードではなく本番モードを使います。新しい支払いは自動で届き、過去の支払いは取り込まれません。 |
| Shopify | Shopify 管理画面 → 設定 → 通知 → Webhook で、注文の支払いイベント・形式 JSON・カードの URL で Webhook を作成します。同じページ下部の署名シークレットをカードに貼り付けて「シークレットを保存」。 |
| WooCommerce | WooCommerce → 設定 → 高度な設定 → Webhook で、トピック Order updated、配信 URL にカードの URL を入れて追加します。その Webhook のシークレットをカードに貼り付けて「シークレットを保存」。 |
| Webhook / API | 自社 CRM・Pipedrive・Zoho などはこのカードを使います。「エンドポイントを生成」を押し、CRM または Zapier / Make で、リード作成・商談の変化・成約のたびにこの URL へ JSON を POST するよう設定します。形式は「例」を参照してください。テストを 1 件送り、カードの件数が増えれば接続完了です。「再生成」すると古い URL はすぐ使えなくなり、「無効化」で停止します。 |
Shopify の「注文チャネル」
AI チャットの中で直接注文された場合(ChatGPT や Google の AI モードでのストア決済など)、注文はサイトを経由しません。Shopify カードには受け取った「注文チャネル」と各チャネルの注文件数が表示されます。AI のチャネルは名前から自動で判定され、手動で直すこともできます。「AI 内での購入」にチェックを入れ、プルダウンで AI プラットフォームを選びます(一覧にない場合は「その他の AI」)。チェックを外すと AI として数えなくなります。
信頼度の区分
各アトリビューション記録には信頼度が付いており、ページ上部の「信頼度」で絞り込めます。
- Verified:直接の識別リンクがあるもの。フォームのメールと訪問者の一致、手動リンク、「注文チャネル」で AI と確認したチャネルの注文など。
- Likely:個人単位のリンクはないが強い根拠があるもの。Google アナリティクスで AI セッション内に発生した購入、名前で判定した AI チャネルの注文、会社単位での照合など。
- Modeled:個人単位のリンクがなく、期間内の AI 流入シェアから影響を推定したもの。「Modeled 影響」として別に表示し、収益には含めません。
「顧客の自己申告(CRM)」は独立した区分です。CRM の「どこで知りましたか」などの項目で、顧客自身が AI で知ったと答えたものを別に表示し、帰属収益には加算しません。
「アトリビューション」タブで記録の「根拠」を押すと、AI に帰属した理由・タイムライン・識別方法を確認できます。「誤りとしてマーク」や「エンジンを手動リンク」も行えます。
AI 経由と AI 内での購入
「概要」→「アトリビューション構成」では、AI Sourced(初回接点が AI)と AI Assisted(それ以外)は排他で、合算しません。AI 内での購入が発生すると、AI Sourced がさらに 2 つに分かれます。
- AI 経由(訪問後に購入):AI の回答からサイトに来て、その後に購入・成約したもの。
- AI 内での購入:サイトを訪問せず、AI チャット内で直接注文したもの。これらは独立して帰属され、同じ顧客で二重に数えられることはありません。
再計算
アトリビューションは毎時自動で実行されます。ステージ対応・通貨・期間を変更してすぐに結果を見たいときは、「アトリビューション設定」の「アトリビューションを再計算」を押します。手動の再計算は 1 時間に 1 回で、次に実行できるまでの分数が表示されます。
アトリビューションのデータ品質
「接続」の「アトリビューションのデータ品質」カードに、結果に影響する項目が表示されます。「今すぐチェック」ですぐに確認できます。各項目は「情報」「注意」「エラー」に分かれ、直し方が書かれています。
| 項目 | 対応 |
|---|---|
| 金額のない成約 | CRM で金額を入力すると次回の同期で反映 |
| 未照合の CRM 連絡先(90 日) | フォームのメール自動取得をオンにすると一致が増える |
| 重複の疑いがある取引 | CRM で重複を統合または削除 |
| 未登録の AI らしき参照元 | サイトを知らせていただければ追加 |
| 古い / 失敗しているコネクタ | 該当カードで「今すぐ同期」、直らなければ切断して再接続 |
| 為替換算のない金額 | 通常は次回の実行で解消 |
| セッションのないページビュー | 設置ガイドでスクリプトを確認 |
| アトリビューション競合(複数エンジン) | 顧客が複数の AI を使った場合。結果はそのまま使えます |
よくある質問
Stripe を接続したのに AI 収益が出ません。 サイトスクリプトの設置と「フォームのメールを自動取得」がオンになっているかを確認してください。顧客が AI から来てメールを残し、その後に同じメールで支払うと AI に帰属します。
ガイドが「検証」で止まっています。 アトリビューションは実行済みですが、AI 由来の連絡先がまだありません。AI の回答から来た訪問者がフォームにメールを残すか、CRM に AI 由来のリードが入るのを待ちます。
HubSpot を切断するとデータは消えますか? 切断時に、取り込みデータを残すか削除するかを選べます。
相手側の管理画面でどこを押せばいいか分かりません。 カードの「AI アシスタントに案内してもらう」を押すと、AI アシスタントが順番に案内します。
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